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~平和を考える市民のつどい~に参加しました

8月22日(土)に摂津市民文化ホール(くすのきホール)にて開催されました「令和8年度 平和を考える市民のつどい」に、藤が参加いたしました。メイン講演では、長崎大学平和講座非常勤講師の原田小鈴(はらだ こすず)氏からお話しいただきました。

原田さんの祖父である山口 彊(やまぐち つとむ)さんは、広島と長崎の双方で被爆された「二重被爆者」です。山口さんは生前、「アメリカ人は恨まないが、原爆投下という過ち・悲劇は決して許さない(繰り返させない)」という強い想いを抱かれていました。講演の中では、被爆者自身だけでなくその子どもである被爆2世・3世にまで、健康不安や結婚・就職等における差別や偏見が長く影を落としてきた歴史と苦難についても触れられました。

 被爆者やそのご家族が受けた差別や偏見の歴史は、根拠のない誤解や一方的な見方がいかに人を傷つけ、権利を脅かすかを物語っています。これは、私たちが福祉現場で向き合う「障害に対する差別・偏見の解消」や「人権・権利擁護」の課題にも深く通じるものです。

 一方向からの見方や固定観念に捉われず、相手が歩んできた歴史や背景、そこにある想いに想像力を巡らせること。そして特定の個人を責めるのではなく、不当な偏見や差別そのものを問題として捉え、対話を重ねていく姿勢こそが、一人ひとりの尊厳を守る支援の根幹であると再認識いたしました。

 ひびきはばたき園では、利用者の皆様が不当な差別を受けることなく、自分らしく安心して豊かに暮らしていけるよう、権利擁護の実践と人権意識の向上に日々取り組んでおります。

 今回の研修で得た「差別・偏見の解消」と「相手の立場に立った対話」の視点を、施設内の人権研修や日常の丁寧な支援に活かし、より信頼され、地域に必要とされる施設づくりに努めてまいります。

 今後とも、ひびきはばたき園の取り組みへのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。